2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリー

無料ブログはココログ

« 小貝川ふれあい公園のポピー畑_ポピーの種類 | トップページ | 小貝川ふれあい公園のポピー畑_八重咲きのポピー »

2008年7月31日 (木)

小貝川ふれあい公園のポピー畑_怪しいポピー、ケシの花?

Dsc_8931rs1ポピー畑の中には、いろいろな色のポピーが咲いていました。
歩いていると「あれっ?」と目を引くポピーがありました。
何か怪しげなポピーが、周りの状況からすると不自然に(写真にある2本だけ)咲いていました。
撮ってくれという強いオーラを感じました。
ここまで可愛いプリティ系のポピーを撮っていたので、気分を切りかえるのも面倒なので、「行こう」としたら、「わたしを撮って!!」と。
思わず何枚かシャッターを切りました。
写真は、いちばん綺麗に撮ってあげることができたと思う一枚です。
家に戻り調べてみると、数日前、事件があったことが分かりました。

Tokina AT-X M35 PRO DX 35mm F2.8  at f5.6  1/320sec.(ISO100)

Atsumigeshi1_2家に戻りグーグルで「小貝川ふれあい公園 ポピー」と入力して調べてみると・・・。
以下ネットより(写真も同ニュースより):
<茨城の公園にケシ数十万本 ポピーに混じる?>
2008.5.13 22:14
このニュースのトピックス:不祥事
茨城県下妻市の「小貝川ふれあい公園」に咲いていたケシの花(茨城県提供)
茨城県は13日、下妻市の「小貝川ふれあい公園」で、モルヒネやアヘンの原料になるとして、あへん法で栽培が禁止されているケシの花が数十万本(推定)咲いていたと発表した。
県薬務課によると、アツミゲシという種類で、ポピーに混じり育っていた。下妻市は同日、すべて抜いて焼却処分した。
市によると、公園は24日からはじまる「小貝川フラワーフェスティバル」の会場で、市やボランティアが昨年10月、市内の種子業者から購入したポピーの種をまいていた。
アツミゲシの種は形や色がポピーの種と似ており、混ざっていた可能性が高いという。
下妻署員が11日、パトロール中にケシの花に気付き、発覚した。県薬務課は種の流通経路を調査している。
同公園はポピー畑が有名で、5月に約500万本の花が咲く。

これが、アツミゲシだと。
これなら、撮ったぞ。
ということは、あの2本は別の場所にまぎれて咲いていたのか。
ポピーは芥子(ケシ)類、中には麻薬系のものもあり、栽培が禁止されているものがあるのだが、どうやらそれが植えられていたらしい。
数十万本も焼却処分って、花には罪はないのだが・・・(涙)

あの2本に「撮って!!」と呼び止められたわけが、あとで分かるのでした。
その後、無事だったのだろうか?

Atsumigeshi2_3芥子(ケシ)といえば、麻薬のアヘン(阿片…モルヒネの原料)が採れることで有名だが、園芸用のケシは、アヘンを含まない(オリエンタルポピーには、ごく微量含まれているらしい)。
栽培が禁止されているケシは、
・ソムニフェルム(ケシ)
・セティゲルム(アツミゲシ)
・ブラクテアツム(ハカマオニゲシ)
の3種類。
いずれも草丈が高く、1m前後になる。
栽培禁止植物とはいえ、花が美しいため、地域によっては、普通に生えているらしい。

写真はアツミゲシ(ウィキペディア(Wikipedia)より)

« 小貝川ふれあい公園のポピー畑_ポピーの種類 | トップページ | 小貝川ふれあい公園のポピー畑_八重咲きのポピー »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小貝川ふれあい公園のポピー畑_怪しいポピー、ケシの花?:

« 小貝川ふれあい公園のポピー畑_ポピーの種類 | トップページ | 小貝川ふれあい公園のポピー畑_八重咲きのポピー »