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2008年9月11日 (木)

新横浜ラーメン博物館_Ai Nikkor 20mm F2.8S

Img_3073_1写真は、今回の主役レンズAi Nikkor 20mm F2.8Sです。
レトロな街並みの紹介記事の前に、まずレンズ紹介をします。

・レトロな街並みを撮る目的に合ったレンズ選択
・暗いから明るいレンズじゃないとNG
・三脚を立てたり、撮影場所を探しながらウロチョロするのはNG
・人が多いだろうから大荷物はNG
ということを考えて、メインレンズは、
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
に決定。
狭くて、引けなかったらまずいから、念のために
Ai Nikkor 20mm F2.8S(D200で使うことはまずないレンズ)
と決定。
そして、カメラバックではなく、adidasのナップザックにD200を入れた軽装スナップ仕様で出かけました。
結果としては、途中からAi Nikkor 20mm F2.8Sがメインレンズになってしまいました。

ニコンMFレンズの特徴である”カニ爪”が付いていないって? そうですよ、レンズ購入時にカニ爪は取外してしまいました。
フィルムカメラF2、FA、FE2で使うときにカニ爪が付いていると、レンズ絞り環に書いてある絞り値を光学的に読取る関係上、暗くみえてしまうところができます。
取外すと光をさえぎるものがなくなるので、すっきり見えると購入店より説明があったので、その場で取ってもらいました。
真冬の撮影時にカメラバックの中をまさぐったとき、カニ爪が手に擦れて「痛ててて!」となったことがあったこともあり、じゃまだなということで、持っているレンズすべてからカニ爪を取ってしまいました。

Canon IXY DIGITAL 50  at f2.8  1/5sec.(ISO100)

Img_3074_2D200に取付けたところです。

レンズ名称:Ai Nikkor 20mm F2.8S
焦点距離:20mm
F値:f2.8
レンズ構成:9群12枚
最短撮影距離:0.25m
最小絞り:22
重量:260g
フィルター径:62mm
発売時価格:68,000円
発売時期:1984/12

Canon IXY DIGITAL 50  at f2.8  1/6sec.(ISO100)

Img_3075_3横から見ると、こんな大きさです。
レンズフードHK-14を付けています。

Canon IXY DIGITAL 50  at f2.8  1/10sec.(ISO100)

24620037r_4Ai Nikkor 20mm F2.8SをD200で使うのは珍しい。
だって、20mm×1.5=30mmと中途半端な焦点距離になってしまいますから。
このレンズは、1985年~1987年の間に購入したものです(正確な年度は覚えていない)。
人工的な建物の入った街並みの風景写真を撮るときにデフォルメを利かせるような写真をイメージして買ったものです。
本来超広角の部類のレンズですが、DX(APS-Cサイズ)では30mmと普通の広角となってしまいます。
でも今回の撮影では、思っていた以上に画角がピッタリで、描写もきれいでしたので、DXでも30mmと思ったら使えるじゃん! という結論でした。

20mmの本来の画角では、こんな写真が撮れます(今回のテーマとは関係ない写真です)。

Nikon FA  Ai Micro Nikkor 105mm F2.8S
FUJIFILM SUPERIA Venus 400 (ISO400)

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