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2010年1月20日 (水)

PENTAX LX 2000試し撮り_7_PENTAX LX 2000ペンタックスフォーラムに入院

これは、2009年4月の出来事です。
ここまでご紹介してきましたとおりPENTAX LX 2000の試し撮りをしていましたが、途中に「あれっ?」、レンズのSMC PENTAX-A 50mmF1.2 Specialの絞りが変…。
普段は開放のf1.2になっているハズなのに少し絞りが閉じているじゃないですか。f2程度になっている・・・、何で?
絞りが1段ずつズレているようです。試し撮り中、フイルムが2本目の途中で気づきました。

さっそく中断して、新宿センタービルにあるペンタックスフォーラムに行くことにしました。

レンズは、”絞りf1.2開放不良”ということで、その場で修理が完了しました。
絞り羽根を支えているところがズレていたとのこと、珍しい現象だそうです。

せっかく来たのだからついでにLX 2000の点検をしてもらいましたが。。。。。

<診断結果>
①シャッタースピード1/125以上は正確な速度が出ていない(1EVオーバーとなる=1/2000が1/1000で切れる)
②X接点(ストロボシューではない)不良によりシンクロできず
という2つの不具合が見つかったのである。
製造されて約9年間、電池も入れず、一度も使わなかったことが原因ではないかと言われました。
カメラは機械なので、ときどきシャッターを切ったりしていなければ、オイルが切れたりして不具合になったのだろうと。

修理について問題点の説明がありました。
修理には革をはがす必要があり、LX2000特有の限定色の茶革の在庫がないので、うまくはがれなかったら、最悪の場合ノーマルLXと同じ黒になるかもしれないって。

製造後、1度も使われなかった”こいつ”、初めてフイルムを2本通されて、”ぽよりん”に不具合を発見され、オリジナルの茶色でいられなくなるって。

修理を依頼するのはやめにして、いったん家に帰りました。
そして、1週間”こいつ”を毎日眺めて、触って、どうしようか悩みました。

カメラとして生まれてきたのだから、メーカー基準値に整備しよう、そのときにオリジナルの色と異なってもいいや。
”こいつ”と出会ってしまったのだから、入院させて、直してやろうと決断しました。

1_r0012285 写真は、入院前の”こいつ”の姿です。

RICOH GX200  at f2.7  1/6sec.(ISO154)

2_r0012294 新宿センタービルのペンタックスフォーラムに連れて行きました。
不具合の場所だけではなく、せっかくの入院だからオーバーホールをお願いしました。

RICOH GX200  at f3.6  1/200sec.(ISO64)

3_r0012296 これまでずっとニコンだけだったので、ペンタックスのサービスセンターは初めてでした。対応は丁寧で、説明はしっかりとしていたので非常に好感が持てました。安心して入院させました。

2週間後に元気に退院してきました。茶色の革も問題なく、綺麗な姿で帰ってきました。

実は、待っている2週間のうちに”こいつ”用のレンズをいくつも買ってしまうのでした。
そして、その後、また入院することになるとは、夢にも思いませんでした。

教訓:使っていない未使用品のカメラ購入には注意!! 機械なんだから適度に使われているものの方が良い!

RICOH GX200  at f2.5  1/100sec.(ISO64)

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