これは2010年5月の出来事です。
おやっ?
プチプチに何やら入っていますね~。
また、何か買ったの???
RICOH GX200 at f2.9 1/36sec.(ISO154)
Canonって書いてあります。
RICOH GX200 at f3.3 1/7sec.(ISO100)
パカッ!
どうやらレンズのようです。
RICOH GX200 at f3.3 1/12sec.(ISO100)
ジャーーーーーン!
Canon EF50mm F1.0L USM※とレンズフードES-79Ⅱです。
すでに製造していないレンズなので、中古で手に入れました。
RICOH GX200 at f3.3 1/13sec.(ISO100)
うわっ!
すごくでかい前玉だこと。
RICOH GX200 at f3.3 1/9sec.(ISO100)
後玉すごいでしょ。
こんなムリな設計、もう二度と作らないレンズだと思います。
レンズの重さは約1キロ、そのほとんどがバカみたいに大きなレンズがいっぱい詰まっているんですよ。
RICOH GX200 at f2.9 1/14sec.(ISO100)
別に何かを買いに行ったんじゃないんです。
何の気なしに、フラッと全国チェーンカメラ店に行って、中古コーナーを見ていたら、発見しちゃったんです、コレを。
レンズが綺麗なのはいいとして、外観もマウントも使ったことあるの? というAランクの状態でした。
そして、この後玉を見ていたら吸い込まれてしまい「これ、ください」と言ってしまいました。
「お前、フルサイズ持ってないじゃないか。コレ壊れたら修理不能だから、ただのオブジェと化してしまうぞ~」と撤回せよと言う天使の声もありましたが、「ウヒヒ、これを逃したら一生、めぐり会わねぇぞ!」という悪魔の囁きには勝てませんでした。
惚れてしまったら仕方ないや、ということで、連れて帰ることになったのでした。
RICOH GX200 at f2.9 1/16sec.(ISO100)
写真右はAi Noct Nikkor 58mm F1.2S、これだってそんなに小さくないですから、いかに大きなレンズなのかが分かりますよね~。
RICOH GX200 at f3.3 1/23sec.(ISO154)
Canon EOS 40Dに付けてみたところです。
せっかくの大口径レンズなので、なるべく開放付近で使おうと思います。
その後、使ってみて…
f1.0~2.0までのボケ味はものすごく楽しいのですが、ピントをピタッと合わせるのが結構難しいな~。開放付近はNoct Nikkorと同様の「じゃじゃ馬」レンズです。
だけど、f2.8以上に絞ると結構シャープな普通のレンズに化けてしまうので、絞るとつまらないです。
作例紹介です。
Canon EOS 40Dで撮った写真…東京ゲームショウ2010(TOKYO GAME SHOW 2010)_速報
Canon EOS 5D MarkⅡで撮った写真…東京オートサロン2011_速報
RICOH GX200 at f2.9 1/15sec.(ISO154)
※
レンズ名称:Canon EF50mm F1.0L USM
焦点距離:50mm
F値:f1.0
画角:46度
レンズ構成:9群11枚
絞羽枚数:8枚
最小絞り:16
最短撮影距離:0.6m
最大撮影倍率:0.11倍
大きさ:最大径91.5mm×長さ81.5mm
重量:985g
フィルター径:72mm
フード:ES-79Ⅱ
発売時期:1989年9月
発売時価格:366,000円(ケース、フード付)
その他:
35mm一眼レフカメラ用として、発売当時は世界最大口径を誇る標準レンズであった。2枚の研削型非球面レンズと4枚の高屈折率ガラスレンズを使用することにより、開放F1.0からフレアの少ない高コントラストな描写性能を実現した。またフローティング機構により近距離域でも高画質を維持している。AF駆動はリングUSM(超音波モーター)を採用し、サイレント・ハイスピードAFに加え、フォーカスモードがAFのままでもマニュアルフォーカスが可能なフルタイムマニュアルフォーカス機能も備えている。
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