花図鑑<250>_ヒヤシンス
一般名:ヒヤシンス
学名:Hyacinthus orientalis
別名:錦百合(ニシキユリ)
科属名:ユリ科ヒアシンス属
原産地:ギリシャ、トルコ、シリア
特徴:
・開花期…3~4月
・花径…(花穂長…10~20cm)
・花色…:赤、青紫、黄、桃、白
・草丈…20~30cm
その他:
ヒヤシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントス(Hyakinthos)に由来しています。同性愛者であった彼は、愛する医学の神アポロン(彼は両性愛者であった)と一緒に円盤投げに興じていました(古代ギリシャでは同性愛は普通に行われ、むしろ美徳とされていた)。
しかし、その楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼピュロス(彼もヒュアキントスを愛していた)は、やきもちを焼いて、意地悪な風を起こしました。その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額を直撃してしまいました。アポロンは医学の神の力をもって懸命に治療するが、その甲斐なくヒュアキントスは大量の血を流して死んでしまいました。
ヒヤシンスはこの時に流れた大量の血から生まれたとされています。このエピソードから花言葉は「悲しみを超えた愛」となっています。
Canon EOS 40D OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2 at f2 1/80sec.(ISO100)
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