李の花(笛吹川フルーツ公園)_その6_ベニスモモ
スモモ※の花を撮るために笛吹川フルーツ公園に来たんです。
どこに咲いているのかが良く分からなかったので「緑の相談所」なるところに聞きに行きました。
「緑の相談所」のおじさんが咲いている場所まで歩いて案内してくれました。
おじさんは、このベニスモモを“ハリウッド”という名前で呼んでいました。
[撮影日:2013/3/23(土)]
Nikon D800 SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM at f4 1/5000sec.(ISO400)
Nikon D800 SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM at f4 1/8000sec.(ISO400)
清原光学ベス単型ソフトフォーカスレンズKIYOHARA-SOFT VK50R F4.5で撮っています。
Nikon D800 KIYOHARA-SOFT VK50R F4.5 at f5.6 1/1250sec.(ISO200)
Nikon D800 SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM at f5 1/3200sec.(ISO400)
Nikon D800 SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM at f5 1/2500sec.(ISO400)
※スモモ
一般名:李(スモモ)
学名:Prunus salicina
別名:プルーン(prune)、プラム(plum)
科属名:バラ科サクラ属(スモモ属)
原産地:地中海沿岸、中国
特徴:
・開花期…3~4月
・花径…2~3cm
・花色…白
・草丈…(樹高…5~10m以上)
その他:
日本での主な生産地は山梨県、和歌山県、長野県です。
カスピ海沿岸のコーカサス地方で誕生した西洋スモモはローマ帝国の書物にも登場しており、紀元前にはヨーロッパ各地で栽培されていたといわれます。その後、大航海時代にアメリカへ渡り、19世紀頃にはカリフォルニアで大量に西洋スモモ(プルーン)が生産されるようになりました。
日本へは西洋スモモではなく中国原産のスモモが奈良時代に伝わったとされています。古事記や日本書紀、和歌にも登場しており、スモモは日本人になじみ深い果物といえるでしょう。
スモモが日本で栽培され始めたのは明治時代になってからのことで、本格的に栽培が行われるようになったのは大正時代でした。19世紀頃にアメリカに渡ったスモモが品種改良されて戻ってきてからのことです
「李下に冠を正さず」ということわざの「李」とはスモモのこと。スモモの木の下で頭に手をやると果実を盗んでいるように見えるため、人に疑われるような行いはすべきではない、という例えです。
« 李の花(笛吹川フルーツ公園)_その5_ネクタリン | トップページ | 李の花(笛吹川フルーツ公園)_その7_スモモ① »
« 李の花(笛吹川フルーツ公園)_その5_ネクタリン | トップページ | 李の花(笛吹川フルーツ公園)_その7_スモモ① »
コメント