真空管プリメインアンプ LUXMAN SQ-88 入院&退院
[最近(2016年2月~3月)の出来事]
・アキュフェーズC-2420+A-47参上!!_その1_パワーアンプA-47
・アキュフェーズC-2420+A-47参上!!_その2_プリアンプC-2420
のつづきの話です。
2002年2月購入の真空管プリメインアンプLUXMAN SQ-88は14年間働き続けて満身創痍でした。
これまで出力管KT-88の寿命により2度(2007年7月…左ch/2015年8月…左右ch)ほど交換、寿命は来ていませんでしたが、初段管とドライバー段管は2015年8月に出力管の交換ついでに自分で換えました。
その後、今年になってからボリュームのガリと、ときどき右スピーカーから音が出なかったりするようになりました。
これまで調子の悪くなったアンプは、新しいアンプと入れ換え時に引き取ってもらっていましたが、このSQ-88には幾度となく感動させてもらっていたので、直せるのであれば直して、ずっと使えればと強く思っていました。
2月下旬にラックスマンに持ち込んで症状等を説明し、2週間ほどで修理・点検・調整が完了して3月上旬に戻ってきました。
写真は戻って来たところを記念撮影したものです。
SQ-88は右スピーカーのとなりにいます。
Canon PowerShot S120 at f1.8 1/30sec.(ISO250)
それでは、修理完成品の開封ショーをどうぞ。。。
この箱は2007年7月の修理依頼時にラックスマンに送ってもらったものをとってあったのでそれを再び使いました。
「高級オーディオ機器 衝撃厳禁 取扱注意」と大げさなシールが貼られて、佐川急便で戻って来ました。
Canon PowerShot S120 at f1.8 1/30sec.(ISO200)
Canon PowerShot S120 at f1.8 1/30sec.(ISO125)
Canon PowerShot S120 at f2.8 1/50sec.(ISO160)
Canon PowerShot S120 at f2.2 1/30sec.(ISO160)
これでも24.5kgもあるので、箱から出すときは、腰を痛めないように気合を入れて出しました。
Canon PowerShot S120 at f2.2 1/30sec.(ISO160)
Canon PowerShot S120 at f1.8 1/30sec.(ISO500)
真空管の説明。
・5814A/12AU7とある4本…初段管です。互換球のJJ Electronic ECC802Sに換装してあります。
・12BH7Aとある2本…ドライバー段管です。互換球のJJ Electronic JJ ECC99に換装してあります。
・KT88とある4本…出力管です。オリジナルのものはSovtek製でしたが、Gold Lion製のものに差し換えてあります。
これらすべての真空管は、昨年の8月に秋葉原の真空管屋さんで購入して、自分で差し換えたんです。
Canon PowerShot S120 at f1.8 1/30sec.(ISO320)
修理・点検・調整内容の説明。
・ボリューム交換…右の丸いのです。ガリガリ音が出る原因&右スピーカーからときどき音が出なくなる原因でした。
・入力セレクター交換…左の丸いのです。ときどき音が出なくなる接触不良の原因でした。
・抵抗2本交換…右のKT-88出力管の抵抗が2本焼き切れていたとのこと。このため2本でスピーカー駆動を動作させるのが1本しか動いていなかったと。センター定位が若干左に寄っていたこと、右スピーカーからのノイズがハム音であったことの原因でした。意外にも一番重症だったのはこの部分!
・バイアス調整・その他点検など
ラックスマン、古い製品でも直せる限り直してくれる今どきめずらしい会社です。
Canon PowerShot S120 at f1.8 1/30sec.(ISO500)
アンプはアキュフェーズC-2420+A-47と真空管プリメインアンプLUXMAN SQ-88の2台体制となってしまいました。
スピーカーはTANNOY Turnberry/HEの1台なのにどうやってつなぎ替えて使うの???
つづく。。。
Canon PowerShot S120 at f1.8 1/30sec.(ISO500)
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