1030枚も撮っていました。
天気は晴れでしたが風が強く(4~7m/s程度)、狙った花びらがフラフラとゆれて大変。
歩留りを確率的に高めるために1カットあたり10枚以上のシャッターを切ったために1000枚超えのショットとなりました。
ソメイヨシノの満開過ぎに咲き始める春本番のサクラたちを撮るために新宿御苑(東京都新宿区)に行って来ました。
何回かに分けて速報版をお届けします。
写真の整理とRAW現像が完了したら改めて記事にします。
[撮影日:2016/4/9(土)]

時刻は10:30、大木戸門入口前の横断歩道前です。
警察官と渋滞する車。
新宿御苑からは大勢の方々が出てきました。
Nikon D700 AF-S Nikkor 16-35mm F4G ED VR at f6.3 1/500sec.(ISO200)

そうなんです。この日は「安倍内閣総理大臣主催 桜を見る会」(招待 約16,000人)の開催日なので通常の開園時間が9:00のところ10:30だったのでした。
Nikon D700 AF-S Nikkor 16-35mm F4G ED VR at f6.3 1/500sec.(ISO200)

「写真は桜を見る会」の終わったあとの光景。
「桜を見る会」とは『皇族や各国の大使のほか、各省庁から推薦を受けた人たちが招待される。内閣官房によると、多くは国際活動や災害救助などで功績のあった人たちという。芸能人やスポーツ選手は政府・与党が推薦する。会場には団子やたい焼き、焼き鳥などのブースも設けられる。乾杯の際に日本酒を飲むが、新宿御苑の中では飲酒が禁止されているため、内閣官房の担当者は「本当になめる程度」と強調する。招待客用の手土産は用意されていない。会が開かれる午前8時半から10時半まで一般客の入場は禁止され、招待客がゆっくり散策するという』とのこと。
でもね、左胸に「桜を見る会」と書いてあるのをぶら下げたたくさんの方々が、内閣府と書いてある黄色い袋の手土産?を持って園内から出てきましたけども。。。
Nikon D700 AF-S Nikkor 16-35mm F4G ED VR at f6.3 1/2000sec.(ISO200)
2週間前の3月26日(土)は、ソメイヨシノの咲き始めで(新宿御苑のサクラ_その1_撮影データ)、気温は7~10度と寒かったのですが、この日は18~20度と、あっという間に春本番を迎えてしまいました。
では、春本番のサクラたちをどうぞ。

サクラ“イチヨウ(一葉)”
今回のサクラ撮りで一番撮りたかったのがイチヨウ※です。
園内では5分咲き~満開のものが場所によってさまざまでした。
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f4 1/1600sec.(ISO100)

「桜を見る会」は、ほぼ満開のイチヨウの木々の前で行われたようです。
イチヨウは新宿御苑の代表的なサクラで約200本あるとのこと。
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f3.5 1/2500sec.(ISO200)
※ イチヨウ(一葉)
イチヨウザクラと呼ばれることもあるサトザクラの園芸品種のサクラで、江戸時代から関東を中心に広がったようです。
ソメイヨシノが終わったあとの4月中旬ごろに、葉の展開と同時に花を咲かせます。花は八重咲きで、大きいものでは直径5cm以上の大輪になります。淡紅色で、花びらの内側が白く、このため花が開いてくると白っぽい色に見えるようになり、満開期には白い花に見えます。
花の中心部から葉の形に変化した雌しべが一本突き出ており、この様子からイチヨウの名前がついたらしい。
この他に葉化した雌しべを持つサクラにフゲンゾウ(普賢象)とショウゲツ(松月)があります。フゲンゾウは雌しべが2本葉化しているため区別がつきやすく、ショウゲツは雌しべの数が1本のものと2本のものがまちまちですが、花期が遅いことから見分けることができます。
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