新宿御苑 春本番のサクラたち_その2_イチヨウ①
サクラ“イチヨウ(一葉)”
イチヨウザクラと呼ばれることもあるサトザクラの園芸品種のサクラで、江戸時代から関東を中心に広がったようです。
ソメイヨシノが終わったあとの4月中旬ごろに、葉の展開と同時に花を咲かせます。花は八重咲きで、大きいものでは直径5cm以上の大輪になります。淡紅色で、花びらの内側が白く、このため花が開いてくると白っぽい色に見えるようになり、満開期には白い花に見えます。
花の中心部から葉の形に変化した雌しべが一本突き出ており、この様子からイチヨウの名前がついたらしい。
この他に葉化した雌しべを持つサクラにフゲンゾウ(普賢象)とショウゲツ(松月)があります。フゲンゾウは雌しべが2本葉化しているため区別がつきやすく、ショウゲツは雌しべの数が1本のものと2本のものがまちまちですが、花期が遅いことから見分けることができます。
[撮影日:2016/4/9(土)]
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f4 1/1600sec.(ISO100)
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f3.5 1/2000sec.(ISO100)
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f3.5 1/1600sec.(ISO100)
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f3.5 1/1600sec.(ISO100)
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f3.5 1/2500sec.(ISO200)
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