寺田本家「純米80 香取」
「試してみて美味しかったら それは、自然の味だからです」と、アンチ獺祭のような。。。
それじゃあ試してみよう!
近所のスーパーで発見、720ml税前1,130円でした。
最初に冷や(常温)で飲んでみました。
こっ、これは。。。 今までに味わったことのない日本酒の味。
感じた風味は、
・子供の頃、台所で嗅いだ日本酒の香り
・米糠の香り、米糠を水で溶いで飲んだらこんな味かも
・甘酒で感じる酒粕の味
・薄めた酢の味
・甘みはうすーい黒糖の味
でした。
変わった味でしたが、スイスイと飲めて、舌へのピリピリとしたアタック感はありませんでした。
お次はぬる燗(40度前後)で飲んでみました。
基本のお味は変わらずに、米由来の風味がまろやかに出てきて、さらに飲みやすくなった感じ。
普通の純米酒と風味が違いすぎて、食事と合っているかどうかにまで気が配れませんでしたが、違和感がなかったところを見ると問題ないのかと。
Canon PowerShot S120 at f2.2 1/30sec.(ISO500)
精米歩合が80%ということですので、江戸時代の上等な部類の酒造りにこの「純米80 香取」が一番近いのではないかと思いました。
時代劇でよく見る徳利&お猪口で日本酒を飲むシーン。
当時はアルコール度数15~17で仕上がった濃厚で甘い日本酒を酒屋が3倍程度に薄めて売っていたそうな。
そうするとアルコール度数は5%程度ということですので、ビールと同じくらいですね。
どうりで、昼間からガブガブと飲めたわけです。
その昔に思いをはせながら飲めたことに感謝です。
日本酒度+6/酸度2.1/アルコール度数15とのことです。
Canon PowerShot S120 at f2.2 1/40sec.(ISO800)
« メトロ文化財団 マナーポスター「GOOD MANNERS, GOOD TOKYO」_その11_2019年2月 | トップページ | 木綿屋男山本家 男山「男山 生酛純米酒」 »
« メトロ文化財団 マナーポスター「GOOD MANNERS, GOOD TOKYO」_その11_2019年2月 | トップページ | 木綿屋男山本家 男山「男山 生酛純米酒」 »
コメント