剣菱酒造「上撰剣菱」
剣菱酒造「黒松剣菱」が美味かったので、その下のランクに位置する剣菱酒造「上撰剣菱」を近所のスーパーで900ml税込1,112円で購入。
剣菱酒造の創業は、何と1505年、創業500年とのこと。
江戸時代には伊丹酒として樽廻船で江戸に運ばれていたと。
Canon PowerShot S120 at f2.8 1/25sec.(ISO800)
暴れん坊将軍こと徳川 吉宗の御膳酒に指定されていたり、赤穂浪士が吉良邸への討ち入り前に出陣酒として剣菱を飲んだとか、浮世絵 東海道五十三次の日本橋の絵の中に剣菱のロゴマークが描かれていたり。。。
江戸中期以降の剣菱は、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの日本酒の代名詞的存在であり、実際に「酒」と書いて「ケンビシ」と読まれることもあったとのこと。
そんな歴史ある酒造メーカだったとは。
Canon PowerShot S120 at f2.8 1/30sec.(ISO800)
黒松剣菱と比べてみると、黒松の方が濃厚芳醇で甘いみりん系の味がやや強い感じ。基本になるベースの味は同じで、上撰剣菱の方が濃くない分、辛口でさっぱり感が高いといった感じ。
しかし、剣菱ブランドで一番安い酒がこのレベルの味ということは真面目に作っているということだ。
無色透明ではなく、やや黄色がかっています。
これについては、
「米本来の芳醇な旨味を味わっていただくために過剰な濾過を行っておりません。そのためにやや黄金色をしておりますが品質に問題はございません」
とあります。
500年の日本酒の歴史から見たら、獺祭に代表されるワインのように香り立つ上品な純米大吟醸の歴史は、ここ数年のことなんだなぁと思うのでした。
日本酒度±0.5/酸度1.6/アルコール度数16.5とのことです。
Canon PowerShot S120 at f2.8 1/40sec.(ISO500)
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