春本番のサクラたちのマクロ系写真は前回でおしまい。
今回は新宿御苑内の光景と春の花を2つほど、速報最終回です。
[撮影日:2016/4/9(土)]
イギリス風景式庭園からフランス式整形庭園方向を向いてパチリ!
左側にあるサクラは手前からイチヨウ、オオシマザクラ、ソメイヨシノです。
Nikon D700 AF-S Nikkor 16-35mm F4G ED VR at f11 1/200sec.(ISO200)
園内では絵を描いている方が何人かいました。
その中で、一番注目を浴びていたようです。
この方の絵は写真でいえば6x6判のようなスクエアのようですので、それに合わせてタテヨコ比1:1にしました。
地面一面に散ったソメイヨシノの花びらがキレイでしたよ。
Nikon D700 AF-S Nikkor 16-35mm F4G ED VR at f4.5 1/640sec.(ISO200)
「このサクラは何という名前だろう? プレートがないから分からないね」と通り過ぎる声が聞こえました。
たしかに、サクラのようにも見えますね。
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f4 1/500sec.(ISO400)
「ハナカイドウですよ」と教えてあげるのはためらってしまいました。
“ぽよりん”は意外と人見知りタイプ?!
それにしてもハナカイドウ※ってう・つ・く・し・い!
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f4.5 1/400sec.(ISO400)
「撮って!」という声が聞こえたような。。。
カリンちゃんでした。
もちろん、立ち止まって撮らせてもらいましたよ。
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f3.5 1/1000sec.(ISO400)
※ ハナカイドウ
一般名:花海棠(ハナカイドウ)
学名:Malus halliana
別名:垂糸海棠(スイシカイドウ)、海棠(カイドウ)
科属名:バラ科リンゴ属
原産地:中国
特徴:
・開花期…4~5月
・花径…3.5~5cm
・花色…桃
・草丈…(樹高…4~5m)
その他:
中国原産で日本には江戸時代に入ってきました。リンゴの仲間なので、花後に成るリンゴに似た小さな赤い果実は食べることができます。
原産地の中国では古くから栽培され、その花の美しさは、中国の唐の玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃をハナカイドウに例えたように、昔から美人の代名詞として使われるほどです。
ソメイヨシノが満開~散り始めのころに紅色の可憐な花を枝いっぱいに咲かせます。
垂糸海棠(スイシカイドウ)とも呼ばれますが、このスイシいうのは「垂糸」と書き、長い柄を垂らして花が咲くところからきているそうです。花付がよく、満開時には、木が花で覆われてしまいます。
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