花図鑑<343>_ブラックキャット
いつかは撮りたいと思っていたブラックキャット※を目当てに出かけました。
うーん、5日くらい遅かった!
目当ての花が終わっていたこととレンズフードET-73を忘れてしまったこと、さらに風速3-4m/sと。。。
かなりモチベーションの低い撮影日になってしまいました。
前回の花図鑑の記事…花図鑑<342>_ブラシの木/花の種類365種・150万アクセス超え 感謝!!
[撮影日:2016/7/2(土)]
すでに旬な時期は終わっていて元気なく横たわっていました。
「元気だしなよ!」
茎を起こして撮りました。
「来年は、いいときにまた来るからね。。。バイバイ!」
Canon EOS 5D MarkⅢ Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM at f4 1/80sec.(ISO100)
旬なときにはこの写真のとおり、ヒゲもピンと張っていてブラックキャットの名のとおりの花なんです。
※ ブラックキャット
一般名:タッカ・シャントリエリ
学名:Tacca chantrieri
別名:ブラックキャット、バットフラワー、デビルフラワー
科属名:タシロイモ科タシロイモ属
原産地:東南アジア
特徴:
・開花期…7~10月
・花径…1cm
・花色…黒、紫、白
・草丈…50~100cm
その他:
最大の特長は変わった形をした黒い花につきます。正式名はタッカ・シャントリエリですが、ネコのヒゲのようなことからブラックキャット、こうもりが羽を広げたようなことからバットフラワーなどの別名があります。
コウモリが羽を広げたような部分は苞です。それに包まれるようにつくたくさんの小さな星形の部分が花です。その花の周りにはネコのヒゲのように見える細長い糸状のヒモのようなものを垂れ下げます。これは未発達なために花をつけることができなかった花茎で、不稔性花柄というようです。
とにかく奇妙奇天烈なめずらしい植物のひとつですね。
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